“東照宮は、東照大権現と呼ばれる徳川家康の死後にその亡骸を祀るために作られた神社です。東照宮は世界遺産にも選ばれていて、神社の境内には登録有形文化財や幸運のパワースポットなどがあります。

世界遺産の東照宮にある登録有形文化財には武徳殿(ぶとくでん)があり、大正時代に建設されました。武徳殿は東照宮で祀られている徳川家康公の300年の大遠忌を記念して、参拝者のための休憩所として建てられました。建物の外観は朱色で出来ていて、以前は休憩所として使われていましたが、現在では剣道大会などや流鏑馬の練習や一般のスポーツ団体の合宿所などに用いられています。建設当初には、現在ほど広くなく、土間床の部分がある質素な作りでしたが、改修後に武道を中心としたスポーツの合宿施設で利用される頃には床を張り替えて、屋根に通気性を上げる向拝風の裳階が設置されました。戦後に武道大会が開催されるようになり、2005年に登録有形文化財に指定登録されました。東照宮の武徳殿には、戦後の剣道復活の地を記念した石碑が建っています。
東照宮は、幸運や開運の日本屈指の強力なパワースポットとしても有名です。その理由は、大地のエネルギーが集中している強力な龍穴のある土地とされ、風水や陰陽道などあらゆる手法を駆使して、運気の良い場所に建設された神社だからです。東照宮の側には男性的な力強いエネルギーが流れ込む男体山と、女性的な柔らかい優しいエネルギーが流れ込む女峰山があり、それらのパワーが漲っています。そのため昔から生命力を高めたり、周辺とともに発展して行く強い幸運の運気を与えてくれるため、仕事や発展や勝負や大願成就などのご利益のあるパワースポットとされてます。東照宮の中でも特に強いパワーがあるスポットが数カ所あります。唐銅鳥居の手前にある北辰の道の起点は、生気の発生源である奥宮から本殿を通ってエネルギーが流れる集結地点にあるため、生気のエネルギーがアップするスポットです。そして徳川家康公の墓所がある奥宮周辺は、日光東照宮のなかでも生気の発生源と言われていて、パワーが集中しています。それ以外にも東照宮と隣接する神社の方向に続く参道は、上神道と呼ばれていて、生気が流れて行く道とされて強いパワーを得られます。これら以外にも奥宮拝殿近くにある井戸や御神木の叶杉の下に祀られている祠など境内の至る所にパワースポットがあり、そこで願いをすると叶うと言われてます。”