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斑鳩の法起寺

12月 1, 2019

法起寺は奈良県生駒郡斑鳩町にある聖徳宗の仏寺院です。山号は岡本山、寺号は法起寺で別名を岡本尼寺、岡本寺、池後寺ともいわれ、天平時代の記録に池後尼寺とあることから、当初尼寺として建立されたといわれています。開基は聖徳太子の皇子と伝えられており、太子が自ら法華経を講説した場である宮殿を、亡くなる前に仏寺院に改めるようにいい残したことから、皇子がそれに従って改めたとされています。

法隆寺や四天王寺と共に聖徳太子が建立したとされる七つの寺に数えられており、1993年に法隆寺があるエリア一帯の建造物のひとつとしてユネスコの世界文化遺産に登録されました。法起寺は建立後、渡来人である僧正によって金堂が建立され、その後、別の僧侶によって今に伝えられる三重塔である宝塔が完成され、伽藍が整えられたとされています。これらの経緯は法隆寺の僧侶によって記された書物に残されており、昭和35から36年にかけておこなわれた発掘調査で建立当時の伽藍配置が確認され、三重塔は修理によってさまざまに手を加えられたようですが、その後の解体修理事業で建立当時の方位と形に復元されました。三重塔は国宝に指定されており、講堂に安置されている仏像は重要文化財に指定されています。

法起寺は奈良時代は隆盛のある仏寺院だったようですが、平安時代に法隆寺の下に入り、その後衰退して江戸時代初期には三重塔だけになったようです。ですが再興努力によって元禄年間に講堂が、文久年間に聖天堂が再建され現在の姿になったと伝えられています。仏教の宗派は聖徳太子を宗祖とする聖徳宗で、拠り所とするのは太子が著したとされる三つの経典です。もともとは法隆寺と共に法相宗の大本山のひとつで、興福寺や薬師寺と並んで信仰の対象でしたが、第2次世界大戦後に法相宗から独立して新たに聖徳宗を名乗った経緯があります。現在は法隆寺を総本山とする聖徳宗において、法輪寺と並ぶ小本山に位置づけられており中宮寺は末寺になります。法隆寺や法起寺は仏寺院としての歴史はとても古く、仏教が伝来してほどない頃の姿を現在に伝える仏教建築物のひとつですが、人々の信仰を集める確立した宗教の歴史はそれほど古いとは言い難いかもしれません。ですがその昔、太子が亡くなった後も人々が太子を慕って法隆寺や縁のある寺院を守ってきたように、現在でもその教えは受け継がれており、太子が道を開いた仏への信仰や思想は、毎年繰り返される年間行事を通して人々に引き継がれています。

カテゴリー: お寺や神社

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