七福神は覚えておくと得なことしか有りません。それがストレートに感じられるのが神社です。
七福神にはそれぞれ神を宿っており、念ずることによって効用が得られます。所構わず念じているようならあっという間に彼らにそっぽを向かれてしまうのを肝に銘じましょう。実際に人間の人生は運の量が決められています。それが多かれ少なかれ多少は人によって差異がありますが、それ以外は自分自身の努力で乗り切るしかないのです。
それを意識せず人や神に頼ってばかりいるようならいつまで経っても地力がつかないため、人から信用されなくなるのです。
このため、しっかり七福神それぞれの効用を理解した上で自信に足りないもの、あるいは、叶えたいことを選択して絞ることが運の使いすぎを防ぎます。実際に私は長年それを実践しているので、運によって左右されることが年間通して少ないです。
さて、七福神の紹介ですが、まずは福禄寿です。
人の寿命を司るため、健康が気になる人におすすめの神様になります。
次は寿老人で、寿命延命などある程度の高齢者が求めるテーマに合致しています。
続いて布袋尊になり、金運を招きます。続いて弁財天で、こちらは栄誉を与えてくれます。
実社会でライバルに差を付けたいと考えている人にはもってこいの神様と言えるでしょう。
次は毘沙門天です。武運の神様なので、スポーツなどの勝負事で相手に勝ちたいと考えている場合はお勧めできます。
次は大黒天です。元々はインドのヒンドゥー教による神様で、創造と破壊を司ります。日本に伝来してからは福の神としてあがめられ、五穀豊穣を表します。
かつての日本は農業社会だったので七福神の中でも特に重宝される神様でした。近年は相次ぐ異常気象によって農作物に甚大な被害が日本列島至る所で見受けられるため、一時期に比べて第一の信仰の対象とする人が増えてきています。最期は恵比寿で、商いの神として有名で、自営業をやっている人には特に信仰を集めています。
以上が紹介になりますが、これらの神様をただ祈るだけでは十分な効果を得ることは出来ません。日常生活で自分自身を律して、常に自身の行動が正しいものであるかどうか反芻します。その一つの基準に神社仏閣参りがあります。賽銭を入れて、これまでの行動を反省する時間を設けます。思い当たる節があれば、それは向上するチャンスと捉えて謙虚に慎ましく過ごすことで、少しずつですが、運が向いてくるようになります。